13.スワップ金利はFXの醍醐味

 

デイトレ派の投資家の中には、スワップ金利は1日ホールドしてもスプレッド分もまかなえないので、スワップ目的を主眼に取引するのはよくないとおっしゃる方がいます。

確かにスワップ金利は1日単位で見るとたいした金額ではありませんし、日々の値動きに比べたら、スワップの利益などはすぐにふっとんでしまう小さな額だというのもそのとおりです。

 

ただ、これが一週間・一ヶ月と積みあがってくると全くもって、バカにできない金額になります。

例えばレバレッジ10倍で、豪ドルを10万ドル買った場合(円キャリートレード)で考えてみましょう。

現在の豪州の政策金利は7.25%、円の政策金利は0..5%で、その差は6.75%です。

一年間ホールドした場合、レバレッジ10×金利6.7567.5

一ヶ月ホールドした場合でも、67.5÷125.63

元本に対して、上記の利率分がプラスになります。

分かりやすく豪ドル円レートが100円だとした場合、スワップ金利は一ヶ月で約56,000円、一年間では675,000円にもなります。

 

通貨トレードの方向性として、高金利通貨が買われて、低金利通貨が売られるというのは古今東西の理です。

年間に何度か、カントリーリスクが顕在化したタイミングやテクニカル的に加熱した局面では短期的に逆に振れる場合はありますが、基本的な流れとして、高金利通貨は買われるというのは間違いありません。

 

また、スワップ金利がある程度たまってくると、その分で追加トレードをすることが可能になります。

これが複利の威力で、中長期投資をする際には大きな力になります。

毎月一定額以上を常に稼いでいるという内容のブログがありますが、残念ながらそのように安定して利益を出すことは、私にはできません。

私の場合、行ったり来たりで資産が微増微減を繰り返す時期のほうが多く、儲けが膨らむのはある短期間に集中する(儲かるときには一気に儲かる)場合が大半です。

相場が動かない、いわゆるヨコヨコの状態のときに頼りになるのがスワップ金利です。

ドル円・スプレッド1の業者では、スワップ金利によって2日もあればスプレッド分は回収できて、あとは利益が積み上がっていきます。

利益自体は短期的には微々たる金額かもしれませんが、時間が稼いでくれるという意味で、売りから入るのに比べて精神的によい状態でトレードを続けることができます。

 

自分自身がトレードする際、テクニカル的に買いから入れるときは、売りから入るときよりも強気に仕掛けるようにしています。

スワップ金利という仕組みがある限り、FXでより簡単に多くの儲けるを得るためには買いから入るのが鉄則です。

その意味で、相場急落時は逆に絶好のチャンスです。

引きつけるだけ引きつけて、強気に攻めたいところです。

 

私自身も売りから入ることは当然ありますが、その際には、高金利通貨の売りは極力しないこと、売りから入る場合はできるだけ短期で決済することと、水曜日の晩の持ち越しは決してしないことの3点に留意しています。

 

 

15以上のFX会社に口座開設している管理人のメイン口座です。

詳しくは、FX会社の正しい選び方 のページをご覧ください。

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